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7 暴虐(4)

拷問に堪えかねた女囚が這いつくばるように私は、冷たい土間の上に突っ伏してしまった。しかし今回は、失禁もしなければ失神もしない。十分に誇らしくはあったが、却って失神した方が楽だったのかもしれない。
「強情な奴め、まだ懲りないか。見掛け倒しのエリート女め。何が自閉的だ、何が社会性がないだ。私が身を切られるような痛みを持って、友人たちと築き上げてきたネットワークも知らないで、いっぱしの批評家面をしやがって。今、私の築き上げた社会をたっぷり見せてやる。さあ、その臭い尻を高く、これ以上恥ずかしいことはないと言うほど高く持ち上げろ。骨の髄まで思い知らせてやる」
声が消えないうちに三発、突っ伏したお尻が鋭く打たれた。私は歯を食いしばって悲鳴も上げずに耐え、ゆっくりと落ち着いて再び、血塗れたお尻を天高く突き出した。

「うぅー」と言う獣のような叫びの後、彼が握った鞭の太い柄が肛門に振り下ろされた。激しく打ち叩かれた打撃の後、肛門が切なく跳ね返した鞭の柄が再び、彼の凄い力でグリグリと括約筋を無理に押し割る音が、まるで現実に聞こえるような陰惨な幻聴を伴いながら、私の体内へと暴力的に挿入された。柄の根元にある直径三センチメートルほどの玉と、長い柄の大部分を差し込まれた肛門は無惨に裂け、お尻から腿に掛けて、生暖かい血液が伝い落ちる隠微な感触があった。

私のお尻に黒い皮の尻尾を付けた後も、彼の怒りは止まらなかった。
新しい縄で首を犬の首輪のように縛り、縄尻を持って尻から血を滴らせた私を強引に引き立てる。肛門を裂かれたショックで全身の血が凍り付いた私を、更に首を絞めた黒い麻縄が脅迫する。強く縄尻を引かれた私は、窒息する恐怖から逃れようと、彼の引く縄尻が張り切らないように、おろおろとユーモラスに、後ろ手に緊縛された裸身を揺らせながら、縄尻を引く彼に付き従う。
彼は、まるで犬の散歩に出かけるように首縄を引き、玄関の引き戸を開け足早に戸外へと向かう。外に引きずり出された私の目を眩しい秋の陽光が打った。明るすぎる光は情け容赦もなく、素裸で緊縛され、お尻に皮鞭を突っ込まれた惨めな身体を照らし出したが、私は恥ずかしがっているいとまなどはない。首縄を引っ張る彼に遅れないよう、ただただ外聞も考えず、みっともなくお尻を振り立てて足早に歩く。素足の柔らかな皮膚を、山の小石の鋭い角が手酷く痛めつけるが、足を止めるわけにはいかない。
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アカマル

Author:アカマル
http://prima-m.com/
官能のプリマ全10章
上記サイトにて公開中。

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