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6 官能の宴(6)

「若いって事は本当にすばらしい事よ。私だって負けるくらいのパワーなんだから。少しは歯医者さんにも分けて上げた方がいいわ」
肩に両手を掛けた彼女はそのまま力を入れ、床を引きずって僕を父の前まで運んで行く。目の前にあぐら縛りにされた父の肛門が見える。どす黒くなった括約筋が醜く震え、すぐ上に萎びきった小さなペニスがちょこんとくっついている。さすがに恥ずかしくなって目を伏せると、逆さまになった父の顔が眼下にあった。

「血を分けた二人なのだから、仲が良いところを見せてもらって家庭の暖かさに触れさせてもらうわね」
言い終わらない内にMは、後ろ手に緊縛されたまま正座した僕の首筋と腰に手を当て、あおむけになっている父の裸身の上に押し倒した。前に倒れ込む恐怖を味わう間もない内に、後頭部を両手で強く突かれ、あぐらを組んで開け放された父の股間に、すっぽりと顔を押し込められてしまった。突き出された顔が、萎んでふにゃふにゃになった父のペニスに触れ、慌てふためいて身じろぎする尻を、彼女は情け容赦もなく押し出し、父の裸身に密着させる。頭を父の股間に突っ込み、尻を無様に突き出したまま踏ん張っている両足を、Mが抱え込んだ。無理矢理僕の足を折り曲げた彼女は、父の頭を囲むようにして、両足をあぐらに組ませた。今度は父の顔が、突き立ったペニスに触れる。
何といい加減で隠微な、恥知らずのポーズを親子で演じているのだろう。僕はもう、すべての思考も感覚も停止寸前まで来てしまった。あれほど猛り立っていたペニスが急速に萎えていく感覚だけが、辛うじて僕を現実に繋ぎ止めている。

「先生。怠けていてはだめじゃない。ピアニストのいる場所がなくなってしまうわ」とMが父を叱咤する。
その瞬間、心臓が破裂するほどに驚いたことには、彼女の声に反応した父の口が、萎え掛かった僕のペニスをくわえたのだった。もう、喉元まで吐き気がこみ上げ、全身に鳥肌が立ったことを、僕は恐らく死ぬまで忘れはしない。
そんな僕の態度を鋭敏に感じ取った彼女は「子供のくせに生意気よ」と一喝した。

鋭く響くアルトとともに、尻に裂かれるような激痛が見舞った。ピシッという皮膚の鳴る音は、数回、鋭い痛みとともに遅れて混乱しきった僕の耳に達した。
剥き出しの尻と肛門を鞭打たれる痛みに叫び、身悶えする顔を、父の勃起しかかったペニスが不快に撫でる。

プロフィール

アカマル

Author:アカマル
http://prima-m.com/
官能のプリマ全10章
上記サイトにて公開中。

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