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3.それぞれの夜(5)

「祐子、今日は股間を剃る日だよ。さあ、一緒に剃ろう。朝からチクチクして仕方がなかったんだ」
チハルは両膝を開き、無毛の股間を晒した。こんもりと盛り上がった丘の下の割れ目から、赤い性器がのぞいている。
「明日にしない。今夜は疲れたわ」
気の乗らない祐子の返事を無視して、チハルが右手を伸ばし、祐子のバスローブの裾を捲り上げた。
白く透き通った滑らかな股間に、点々と生えだした陰毛が艶めかしい。
チハルの右手が、そっと祐子の股間を這う。いがぐりのような陰毛がチハルの手のひらを怪しく刺激した。

「ねえ、チハル。股間を剃るのは、Mの真似だって知ってた」
祐子の悲しそうな声が、チハルの心を掻きむしっていく。
「三年前に見たMの股間は、汚い毛がいっぱいだったよ」
チハルの意地悪な答えに、祐子の頬がほんのりと赤く染まる。

「誰の真似でもないよ。祐子が言うように、股間を剃っていると勇気が湧くんだ。それだけでいい。それに、祐子とお揃いだってことが最高だよ。Mは違う」
祐子の顔を見上げて言い切ったチハルが立ち上がり、バスルームへ向かった。歩みに連れて、高く引き締まった尻が美しく揺れる。
ジレットの剃刀とシェービング・スプレイを持って戻って来たチハルが、祐子の前に立った。
目の前に立つ裸身に促され、祐子もバスローブを脱いで立ち上がった。チハルより背の高い、優美な裸身が白く輝いている。

祐子はいつものように両足を開き、チハルに向けて股間を突き出す。
「ダメ。今夜の祐子は元気がないから、罰として後ろから剃る。ソファーに両手を突いて、お尻を高く掲げなさい」
祐子は力無くうなずき、身体の向きを変えた。ソファーの背に両手を置き、尻を後ろに突き出して両足を左右に広げる。暖房はよく効いていたが、尻の間を冷たい風が通っていく。逆さまになった目に、股間に屈み込んでいる素っ裸のチハルが見えた。チハルの視線が真っ直ぐ陰部に向けられているのが分かる。剥き出しの性器がブルッと震え、思わず尻をすぼめた。恥ずかしさで頬が、真っ赤に染まる。

チハルは剃刀とシェービング・スプレイを床に置き、祐子の足の間で両膝を折って中腰になった。目の前に大きく割り開かれた祐子の尻が見える。ピンクの肛門がピクッと動き、粘膜が収縮する。誘うような尻の動きに、たまらないほどの愛おしさが込み上げてきて、チハルは尻の割れ目に顔を埋めた。股間全体に舌を這わせた後、舌を丸くすぼめて、肛門を突いた。舌先を逃れるように尻の筋肉を収縮させて、祐子の股間がうごめく。チハルの丸めた舌先で、ぴくぴくと、別の生き物のように粘膜が躍った。

祐子の低い呻き声が、チハルの耳を打った。肛門に分け入った舌先を、すぼめては開く粘膜が歓喜を込めて迎え入れる。唇の周りを、生え始めた固い陰毛が痛いほど苛める。祐子のにおいが鼻孔一杯に広がっていく。性器をまさぐる指先が、愛液でびっしょり濡れた。至福の時を迎えたチハルの股間が、淫らに震え始めていた。
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アカマル

Author:アカマル
http://prima-m.com/
官能のプリマ全10章
上記サイトにて公開中。

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