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7 分校(6)

「眉なし女、帰れ」
修太がセンセイをかばうように走り出て、大声で言った。
素早いフットワークで修太の前に進んだカンナが、鋭く修太の頬を張った。
「人の痛みが分かるようになったんじゃあなかったのかい」
笑いを浮かべて言葉を続ける。
「元気がいいね。お前は修太かい」
「俺は光男だ」
Mとの時と違って、頬を張られても泣き出さなかったことに誇りを持った修太は、余裕を見せようとして嘘をついた。
立たされている光男の肩が小さく震えた。
「素直でいい子だね、ごほうびを上げよう」
さっと伸ばした手が修太の腕を捉えた。右手で修太を抱き寄せて身体に巻き込み、左手でベルトに吊した手錠を取る。修太が放されたときには、後ろ手に手錠をきっちりとかけられてしまっていた。

「これで話は簡単になった。腫れた尻を晒しているのが修太と祐子なんだ。二人とも、このカンナさんが助け出して、いい所に連れて行ってやるからついておいで」
「なんですって。子供たちを誘拐されてたまるもんですか」
大声で言ったセンセイが笞を振るった。
鋭い笞の打撃を軽く受け流したカンナは、センセイの頬を力いっぱい右手で張った。あまりの衝撃に立っていられず、床に腰を着いてしまったセンセイの背後に回り込み、修太と同様、素早く後ろ手に手錠をかけてしまう。
「あまりに早いカンナさんのお手並みね。時間が余ってしまったから、尻を腫らした修太と祐子の復讐をしてやろうかね」
楽しそうな声で言ったカンナは、乱暴な手つきで後ろ手錠のまま床に座り込んでいるセンセイの髪を持って立ち上がらせる。
「先生、人の痛みを知る番が来たよ」

薄ら笑いを浮かべてセンセイの尻を蹴り、教壇の前まで追い立てる。
「教卓にうつ伏せになんな、大人の流儀でお仕置きをしてやるよ」
冷たく言ったカンナがセンセイをうつ伏せにして両足を開かせ、教卓の左右の脚に手錠で足首を繋ぎ止めた。おもむろにウエストバックから黒い縄を取り出し、センセイの首に犬の首輪のように巻き付ける。その縄尻を引き絞って反対側の脚に厳しく縛り付けてしまう。
あっという間にセンセイは、教卓の上でうつ伏せに繋ぎ止められてしまった。

「このままじゃフェアじゃないね。あんたが打ちのめした子供たちは、みんな尻が剥き出しだったのだから、先生はオールヌードといこうかね」
薄笑いを浮かべ、拳銃の横に吊った大型の軍用ナイフを無造作に引き抜く。
「こんなに汗をかいて、暑そうでかわいそうだから涼しくしてやるよ」
「ヤメテー」と叫ぶセンセイの悲鳴にお構いなく、カンナは外科医なみの冷静さでナイフを使った。
白いワンピースの襟首に当てた刃を迷いもなく裾まで、一気に切り裂く。返す刃先で両袖を無造作に裁ち切った。
左手で、残骸になったワンピースの白い生地を身体から外す。
もう、センセイの背に残った布地はブラジャーとショーツだけだ。そのブラジャーの紐を刃先に引っ掛けて切り落とした。
「次は一回ではだめそうね。面倒をかけるわ」
楽しそうにつぶやいて、ショーツの生地を摘んでナイフで切った。同様に片側も裁ち切る。
「さあ、臭い尻の御開帳だよ」と言って、辛うじて腰を被っていたレモンイエローのショーツの残骸を股間に落とした。

「意外にきれいな尻なんだね」
剥き出しになった小振りの柔らかな尻を、ナイフの刃を横にしてピシピシと叩きながら感心したように言う。
「ウー」と唸ったセンセイは、素っ裸で後ろ手錠のままうつ伏せになっている。両足を左右に開かされているため、開いた尻の割れ目から赤黒い肛門がのぞいている。
「随分毛深いんだね。尻の穴の周りまで黒い縮れた毛が生えているよ」
カンナの残酷な言葉に、センセイの白い裸身が羞恥で赤く染まった。汗で濡れた尻が恥ずかしさに、わなないている。
プロフィール

アカマル

Author:アカマル
http://prima-m.com/
官能のプリマ全10章
上記サイトにて公開中。

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